シェール掘削技術のおかげで石油マーケットのキープレーヤになったアメリカ

一昔前まで一般的なイメージで「石油」といえばアラブ・中東という言葉が浮かんだものですが、ちょっと前からこれらに加えてロシアが産油国として頭角を現しましたね。石油ショックから少し経った頃に地球上の石油の埋蔵量はあと20〜30年で枯渇するといったような話をよく聞きましたが、それから30年以上たった現在、一向に石油の枯渇危機という事を聞きません。自動車の効率が良くなり燃費が飛躍的に改善したり、石油燃料を使用する様々な機械の効率化、プラスチックなどの石油製品のリサイクル推進等で石油の利用効率が改善した為?それともシェール技術によりそれまで掘削できなかった油田、油層からも石油を得られるようになったから終末が先延ばしになった?いずれにせよ今では石油枯渇を心配する声は皆無になりました。そしてアラブ・中東・ロシアに加えて全盛期には考えられなかったアメリカの産油国としての地位の獲得。産油国であることは前から判明している事ですが、いまでは石油の輸出国になったという事実。しかもシェール油井の飛躍的な技術革新で原油価格を左右するキープレーヤーになった事。絶対だと思っていた常識が大きく崩れた事例ですね。